ファウンダーから一言:「着眼大局 着手小局」

TGセミナーMBA卒業生に囲碁愛好家がいて、囲碁の世界での金言「着眼大局 着手小局」という表現を教えてもらいました。これははビジネスはもちろん、GMAT上達、MBA留学準備の極意を表す表現でもあります。では、その真意はいかに?

海外最高峰のMBAを目指すみなさんのための準備校、TGセミナーのファウンダー、伊藤(Ken)伸哉です。ファウンダーとは、「創立者」のこと。1997年、海外トップMBA留学を目指すみなさんのための準備校、青山TGセミナーを創立当初より、「社長」とか「代表」とかの肩書を避け、「ファウンダー」を名乗ってきました。それは、「自分はあくまで創立をしただけ、あとはそこに集うみなさんで、自由に」という気持ちをこめて。時代の最先端を目指すところであってこそ、「こうであらねばならない」といった固定概念を避けたかったから。

さて今回のお題、

「着眼大局 着手小局」の着眼大局とは,広い視野で物事を全体的に大きくとらえ,その要点や本質を見抜くこと。 そして着手小局とは,実際に取り掛かるときには,細かなところにも目を配り,具体的に実践していくこと。

もともとは囲碁の世界でよく用いられた言葉と聞いていますが、現代では特にビジネスや経営において、「着眼大局」とは、長期的な目標やビジョン、市場の全体像やトレンドなど、広い視野で見ることを意味します。経営者は、企業の将来を見据え、市場や顧客のニーズを先読みし、ビジネスの方向性を決定することが求められます。

一方、「着手小局」とは、ビジネスや経営において、具体的な行動や細かい部分にも注意を払うことを指します。たとえば、製品やサービスの品質、顧客サポートの質、社員のモチベーションなど、企業運営のあらゆる面において、細かい部分にも目を向け、改善することが求められます。

つまり、「着眼大局、着手小局」とは、長期的なビジョンや目標を持ちつつ、細かい部分にも目を向け、緻密な計画と具体的な行動を実行することで、ビジネスや経営において成功を収めることができるということです。

でもこの着想は何もビジネスに限ったことではない。ビジネススクール留学準備のように、大きなゴールを掲げ、それに向かっていく場合にも当てはまると思います。

写真は1999年頃、青山で「青山TGセミナー」を創設して間もない頃(右端にちらっと見えるのが、とんかつ屋の「まい泉」。うちの生徒さんも常連でした)。まだまだ、MBA留学準備校として、模索をしていた時期でした。でもそのときからしっかり分かっていて、守っていたこと、それは青山TGセミナーからは、「たんなる点取り虫は出さない」ということでした。

確かにMBA留学、特に難関大の留学には、高いスコアが必要です。でもあまりにスコアメークにかまけてきたばかりに「大局」を忘れてしまう。。。。そういった事例を目の当たりにしてきたからです(いわゆる「万年留学準備生」というやつです)。

チャンスの女神は後ろ髪を持たないと言います。そしてまた、追いかけようとすればするほど、逃げる速度は速くなっていくとも。つまり「大局」を忘れ「小局」ばかりを追っているうちに「小局」のわだちにはまってしまう。。。。「大局」をみちしるべに、「小局」を一歩一歩極めていく、そういった姿勢が大切だと思います。

Keep your Eyes on the stars, and your feet on the ground(Theodore Rooseveltが言ったとされるが、さだかではない)という金言が英語にもあります。古今東西、極意はそう変わらないものと思います。

この頃の生徒さん、みんなとてもいい顔をしてるでしょう?!かれらも、もう遥か前に飛び立ち、今それぞれの部局で、「着眼大局、着手小局」を実践しています。