語法の意外な落とし穴:GMAT TOEFL IELTSで押さえるべき不定冠詞 aとanの使い分け

(TGセミナー授業風景)

目次

不定冠詞 “a” と “an” の使い分けの基本

不定冠詞 “a” と “an” の使い分けは、次のようになります。

“a” は、単語の発音が子音で始まるときに使います。例えば、a book(本)、a car(車)、a dog(犬)などです。

“an” は、単語の発音が母音で始まるときに使います。例えば、an apple(りんご)、an umbrella(傘)、an hour(時間)などです。

ここまでは大丈夫ですよね。

では、以下はどうかな?

不定冠詞 “a” と “an” の使い分け(挑戦編)

単語のスペルによっては、発音が母音で始まっていても “a” を使う場合があります。例えば、a university(大学)、a European(ヨーロッパ人)などです。これは、その単語の最初の音が発音的には母音であっても、実際には “y” や “w” として発音されることがあるためです。

超簡単な覚え方は、

「日本語のアイウエオ発音ではじまる単語のみan、それ以外はa」と覚えておくと良いのです。簡単でしょ!

MBAは a or an?

で実は、MBA留学エッセイなどで最もうっかりミスをしやすいのが、まさにこの「MBA」なのです。


さて、

 a MBA

 an MBA

どっちかな?

[正解]

上記より、もちろん

 an MBA

が正解(「エ」ムビーエー、だよね)。

例えば、

I wish to get am MBA degree.

といったように。

エッセイでは注意するようにしましょうね!